2024.04.18 豆知識

バーチャルオフィスの費用相場はどのくらい?

ビジネスを新たに始める際、または今行っているビジネスを効率化しようと考えたとき、選択肢のひとつとして“バーチャルオフィス”が出てくる方がいらっしゃると思います。現在、働き方改革などでリモートワークの採用が進み、多くの企業や個人事業主がバーチャルオフィスを活用しています。

 

バーチャルオフィスを比較検討する際に、「月額利用料の安さ」を基準にしている方もいるのではないでしょうか。しかし、サービスの内容や運営会社の質などによって料金は大きく異なるため、月額利用料のみに注目して選ぶことはオススメではありません。

まずは相場を知り、気になっているバーチャルオフィスの利用料・サービス内容がご自身に合っているのかを慎重に吟味することが大切です。

そこで本記事ではそんなバーチャルオフィスの気になる料金形態や相場について解説していきます。検討されている方はぜひ参考にしてみて下さい。

バーチャルオフィスの費用相場とは

まずは、バーチャルオフィスの費用相場を押さえましょう。

利用する際には一般的に「登録料」や「月額利用料」がかかります。このうち「登録料」は初回のみに発生する一時的な料金で利用するサービスによっては発生しない場合もあります。

「月額利用料」もバーチャルオフィスごとに異なり、料金相場は500円~30,000円です。数百円台という激安サービスもあれば、10,000円以上のラグジュアリーなサービスが受けられるクラスもあるなど金額に幅がみられ、サービスの内容やオフィスの立地、スタッフの常駐など様々な条件により利用料金が左右されます。

ただし料金の安い高いに関わらず、各種サービスを利用することでオプション料金が発生する場合もあるため、自身が求めるサ-ビス内容でどのくらいの料金がかかるのかを知っておくことが重要です

 

500円~1000円/月

|主に利用可能なサービス

郵便管理(主に郵便物の受け取り)

|こんな人におすすめ

500円~1000円程度のバーチャルオフィスでは基本的に「住所のみ利用可能」なケースが多く、到着した郵便物は受け取りにいくか送料を自己負担で転送してもらう必要があります。そのため、とにかくリーズナブルに住所をレンタルしたい方、郵便物が少なく最低限郵便物の受け取りだけできれば良い方におすすめです。

郵便物の転送サービス付きの場合でも送料が実費請求されることが多く、安価に契約したはずが結局高くついてしまうということもあるので注意しましょう。

1,500円~3,500円/月

|主に利用可能なサービス

郵便管理(主に郵便物の受け取り)

会議室の利用

|こんな人におすすめ

最安水準よりは少し料金があがりますが、1,500円~3,500円のバーチャルオフィスでは住所だけではなく貸し会議室が併設されていて利用できるところが増えてきます。商談やミーティングで会議室を必要とされる方には嬉しいサービスです。また、郵便物も即時転送依頼ができるなど充実したオプションがついたりと自由度が高くなります。実際のオフィスとは違いバーチャルオフィスでは郵便物の受け取りにタイムラグが発生してしまうため、すぐに郵便物を受け取りたいなど郵便関連のオプションを充実させたい方、打ち合わせが多く決まったところで会議室を利用したいという方におすすめです。

4,000円~6,000円/月

|主に利用可能なサービス

郵便管理(無料転送が含まれることが多い)

会議室の利用

|こんな人におすすめ

5,000円前後の価格帯になるとサービスの幅がさらに広がります。都内や各地方都市など全国各地に複数の拠点を展開しているケースが多く、利用できる住所や会議室の選択肢が増える点が魅力的です。また、電話番号の転送サービスや設立・移転関連、商標登録などオプションサービスが充実しているところもあります。

バーチャルオフィスに届いた郵便物を無料で転送してくれる、到着した郵便物をWEB上で管理できるなど、郵便物の管理がしやすいこともメリットの一つです。郵便物が多い方や、様々な選択肢の中からレンタルする住所や会議室を選びたい方におすすめです。

10,000円以上/月

|主に利用可能なサービス

郵便管理(無料転送が含まれる場合が多い)

電話転送サービス

会議室やコワーキングスペースなどの利用

常駐スタッフによる受付対応

|こんな人におすすめ

10,000円以上のバーチャルオフィスでは一等地のビルに拠点を展開している運営会社が多いです。そのため、会議室やコワーキングスペースの設備環境が優れており、スタッフが常駐している場合もあります。安価なバーチャルオフィスではオプションとして利用できる電話転送サービスが標準でついていたり、コワーキングスペースや専用デスクの利用が可能であったりと料金に見合った高品質なサービスと充実した付帯サービスを利用したいという方におすすめです。

バーチャルオフィスを料金で選ぶ際の注意点

バーチャルオフィスを利用するからにはできるだけコストを抑えたいと考えるのは当然のことでしょう。しかし、“安いから”という理由だけで選ぶと大きなリスクがあるため注意が必要です。契約後に損をしないためにも注意点を確認しておきましょう。

1.運営会社の倒産リスクの有無

気になるバーチャルオフィスを見つけたら、運営会社の経営状況をチェックし、倒産するリスクがないか確認することが大切です。特に月額料金が極端に安価な設定のバーチャルオフィスは利益率が低いため、経営がうまくいかずに突然バーチャルオフィス事業から撤退したり、運営会社自体が倒産したりする可能性が高いと言われております。事前に運営基盤について十分にチェックし、信頼のできる運営会社を選びましょう。

2.オフィスの立地や外観も確認する

月額費用が安価なバーチャルオフィスの場合最寄り駅から遠い、繁華街の中心にあるなど立地が良くないケースがあるほか、築年数がかなり経過し老朽化したオフィスに入居していることもあります。取引先からの印象が悪いと信頼も損なわれてしまう可能性もあるので、契約前にオフィスの外観も確認しておく必要があります。

3.オプション等のサービス内容を確認する

月額利用料に含まれるサービス内容を細かくチェックしたうえで、「どのようなサービスを利用するとオプション料金がかかるのか」をきちんと把握しておきましょう。安価なバーチャルオフィスの場合基本プランでのサービスが充実してないことがあります。また、反対に付帯サービスがたくさんついている高額なプランにしたが、よく考えると不要なサービスばかりだったという場合もあります。価格に関わらず、自身が希望するサービスを利用できるかどうか、それによって料金がどう変わるのかを事前に確認しましょう。

4.会議室のレンタルの有無

特に個人事業主の方は、クライアントとの打ち合わせスペースがないと困る方もいらっしゃると思います。ミーティングに最適なスペースを借りれるサービスがあるかどうかも、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

 

V.OFFICE23

住所 北海道札幌市中央区南2条西3丁目13-4
電話番号 011-252-9111
料金(税込) ・ブルー 5,000円/月

・シルバー 8,000円/月

・ゴールド 12,000円/月

※初回のみ、登記費用5,000円

サービス ・住所貸し出し

・郵便物転送

・宅配便受取

・会議室利用

・FAX利用

・専用電話転送

・電話秘書代行

HP https://www.v-office23.jp/

V.OFFICE23は、大通駅から徒歩2分の中心部の住所を利用できるバーチャルオフィスです。札幌で45年の実績がある自社管理のビルであるため、安心して利用できます。

住所貸し以外に、郵便物転送や宅配便受取、FAX利用がプラン共通で利用可能です。会議室も有料で利用できるので、ワークスペースとしても活用できます。

ぜひお気軽にお問合せ下さいませ。