2023.01.12 豆知識

バーチャルオフィスは個人でも契約できる!活用法やメリットは?

バーチャルオフィスの利用は法人や個人事業主だけでなく、個人でも利用できることをご存知でしょうか?

ビジネスはもちろん、個人的な活動で住所を公開しないといけない場合、プライバシーが気になることはありますよね。

本記事では、バーチャルオフィスを個人利用する際の活用法や注意点についてご紹介します。ご契約をお考えの方はぜひ参考にしてください。

 

・バーチャルオフィスの個人利用は可能

バーチャルオフィスが提供するサービスは、主に住所貸し出しです。オフィス物件を借りるときのような物理的な場所の貸し出しはなく、あくまで「住所」のみを利用可能です。

また、運営会社によっては、郵便物や宅急便の転送、電話代行など、付随サービスを提供しています。

1人でビジネスをする際に、人を雇うまでもないが業務に割ける時間が足りない、そのような悩みを解決してくれるのがバーチャルオフィスです。

 

では、ビジネスに役立つサービスだから、契約者は法人や個人事業主に限られるのか?といえば、決してそうではありません。開業届を提出前の方や副業をされていて開業届を提出できない方、プライベートな目的で住所貸し出しサービスを利用したい方など、個人での利用も可能です。

 

・個人でのバーチャルオフィスの活用例

個人での利用とはいえ、様々なシーンで住所利用のニーズは高まっています。

バーチャルオフィスは、次のような目的で利用可能です。

 

  • 趣味など個人的な活動での利用
  • 副業での利用
  • ネットショップの運営

 

例えば、個人で構成される任意団体の場合、任意団体名や活動名でのご契約はできませんが、構成員となる個人名義でご契約いただくことは可能です。

違法目的での利用は認められませんのでご注意ください。

また、副業などビジネス目的での利用の場合で、将来的に法人化をお考えの方は、法人登記が可能な住所をあらかじめご利用いただくと住所変更をしなくて済むので、法人化する際の手続きがスムーズに進みます。

格安バーチャルオフィスでは、貸し出される住所が法人登記できない場合がございますので確認しておきましょう。

 

・個人でバーチャルオフィスを活用するメリット

バーチャルオフィスを個人で利用する際は、次のようなメリットがあります。

 

  • スピーディに契約できる
  • 物件賃借にかかるコストを抑えられる
  • プライバシーを守れる
  • 人気の住所を利用できる
  • バーチャルオフィスによっては会議室や個室の利用も可能

 

1.スピーディに契約できる

バーチャルオフィスを契約する際の強みは、スピーディさではないでしょうか。

通常、オフィス物件の賃貸借では、住民票などの資料集めをする必要があり、不動産業者や貸主との面談など時間と手間がかかります。

一方のバーチャルオフィスは、オンラインだけで手続きが完了するところもあります。一例をご紹介しましょう。弊社が運営する札幌市中央区のバーチャルオフィスでは、個人契約をされる際の手続きはオンラインで完結し、お申し込み後、本人確認書類(運転免許証、パスポート、健康保険証、住民票)をPDFや画像にしてメールにてお送りいただきます。

書類のご提出後に審査を行い、1~3営業日以内には利用可否のご連絡をお伝えします。

ご提出される書類に漏れがなく、審査に通るケースでは、お申し込みから早くて1週間以内にご利用可能です。

 

2.物件賃借にかかるコストを抑えられる

オフィス物件を賃貸借する場合、賃料自体が高いことに加え、敷金や礼金、保証金など別途費用がかかります。

バーチャルオフィスであれば、かかる費用は登録時の初期費用や月額の利用料だけなので、コストを大きく抑えられます。

 

3.プライバシーを守れる

個人で活動する際に自宅住所を公開したくないと感じたことはありませんでしょうか。また、ダイレクトメールをはじめとする郵便物や宅急便が自宅に届くことで、家族に迷惑がかかるかもしれません。

バーチャルオフィスの住所を利用すれば、自宅住所を公開せずにビジネスをはじめとする活動が可能になります。

また、ビジネスでご利用の場合は、名刺やWebサイトに所在地として記載することも多いかもしれません。ネットショップを開設されている方であれば、特定商取引法に基づいて住所を開示する必要があります。

自宅をオフィス代わりに使っている場合、Web上に住所を公開することに気が引けることもあるのではないでしょうか。

そのような場合も、バーチャルオフィスの住所が役立ちます。

ただし、運営会社によっては住所公開を禁じているところもあるので、契約前に確認しておきましょう。

 

4.人気の住所を利用できる

バーチャルオフィスでは主に一等地や人気の土地の住所貸し出しサービスを提供しています。

例えば、弊社では札幌市中央区という札幌市内でも人気であり、かつ、ビジネスの中心地でもある住所地をご利用いただけます。

もちろん法人登記も可能ですので、将来的に法人化を考えている方にもおすすめです。

 

5.バーチャルオフィスによっては会議室や個室の利用も可能

バーチャルオフィスの提供サービスは、住所貸し出しに限りません。

例えば、郵便物や宅配便の転送、電話転送や、電話秘書対応など様々なサービスを提供しています。

また、通常は住所貸し出しだけで良くても、打ち合わせなどで人と会うときや作業をするときに物理的な場所が必要になることもあるでしょう。

バーチャルオフィスによっては、会議室や個室などをオプションで利用できるプランを設けているので、積極的に利用してみましょう。

弊社では、通常プランのブループランでは、会議室利用は追加料金が必要ですが、シルバープランやゴールドプランでは毎月5時間以内は無料で利用可能です。住所利用だけでなく、札幌市中央区で会議室を利用したい方はぜひご検討ください。

 

・バーチャルオフィスの個人契約は総合的な判断を

低価格で住所を利用できるバーチャルオフィスは、個人の活動にもおすすめです。

ただし、提供しているサービス内容や利用料金はバーチャルオフィスごとに異なります。まずは、ご契約前に数社を検討対象に挙げ、必要なサービスとプラン内容、料金を総合的に判断しましょう。また、貸し出しを受ける住所が自分にとって納得のいく場所であるかも確認してください。将来的に法人化を予定している方は法人登記可能なところを選ぶと良いですね。

札幌市内の住所や会議室のご利用をお考えの方は、是非弊社もご検討ください。